春に肌荒れする原因「花粉症皮膚炎」の対策

2月後半になり花粉の季節がやってきます。
天気予報でも明日の花粉情報がお知らせされるようになりましたね。
今年1015年の花粉飛散予測は昨年に比べて2~3倍だそうです。
花粉といえば、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどが注目されがちですが、
実は肌荒れの原因にもなるということをご存じでしたか?
花粉症皮膚炎とは
花粉の飛び始める春の時期になると、顔や首が痒くなり、
湿疹やニキビのようなもがポツポツとできたり、
赤くなってガサガサしてしまうのが特徴です。

その他にも、鼻水をかむ時のティッシュによる摩擦や
長時間マスクをすることによる接触性皮膚炎も気をつけなければなりません。
季節の変わり目に肌荒れしやすいもう一つの原因が肌の生まれ変わり
新しく生まれたお肌が表面に出るまで約28日
これをターンオーバーといいます。
ターンオーバーは間違ったお手入れや、年齢とともに遅くなりますので、
もっと時間がかかってしまう場合もあります。
詳しくはターンオーバーのしくみで解説しています。
そんな冬の間乾燥にさらされていた未熟なお肌が、
春になり表面に出てくると、肌トラブルの原因に。
乾燥したお肌は、バリア機能が弱くなっていますので、
より花粉の影響を受けやすい状態になってしまいます。
私の花粉症履歴
スギ、ヒノキ、カモガヤ、イネのアレルギーがあります。
春から秋までずっと花粉症…
肌断食を始める前、症状がひどかった時は
顔中が真っ赤になりひどい痒みと湿疹でメイクもできないし、
とても人前にお見せできるような状態ではありませんでした。
皮膚科に通院してアレルギーのお薬とステロイドを使い治っても、
しばらくすると、また同じことの繰り返し…
根本的な解決にはなりませんでした。
そんな皮膚科での治療に疑問を感じ、若干投げやりにすべてを止めることにしたのです。ステロイドを頻繁に使うことにも抵抗がありましたしね。
その後、肌断食を始めて肌が強くなったおかげか、
去年から花粉が原因で肌荒れすることはなくなりました。
お肌のバリア機能がいかに大切か、身をもって実感しています。
とはいっても辛い症状や肌荒れ予防には花粉症対策は必須です。
今回は、お肌の弱いかたのための花粉症対策をご紹介します。
お肌のための花粉症対策
■肌についた花粉はすぐに落とす

家に帰ってきたら、真っ先にぬるま湯かお水で花粉を洗い流します。
メイクしているからクレンジングの時に落とすのはNG!!
スギ花粉は先のとがった楕円形をしています。
そんな形をした細かい粒子がたくさんついたまま肌の上をこすったらどうなるでしょう。まるでスクラブで肌を傷つけているようなものです。
必ずぬるま湯かお水で表面についた花粉を落としてからクレンジングや洗顔を行いましょう。
濡れた手で使えないクレンジングが使いたいというかたは、
一度花粉を落として、タオルで水分を拭き取ってからクレンジングしてください。
面倒くさいかもしれませんが、このひと手間が大切です!
■お肌に優しいマスクを使う

長時間マスクをしていたら肌荒れしてしまったということはありませんか?市販の不織布のマスクで肌荒れしてしまう人は多いようです。
マスクは抗菌剤の使用されていない綿やガーゼのもののほうが、
肌荒れのリスクを下げることができます。
参考過去記事:マスクで肌荒れする原因
参考過去記事:肌に優しい綿マスク
今は綿やガーゼでもオシャレなマスクが増えていますし、
洗って何度も使えるので経済的にも助かります。
■ティッシュペーパーは無漂白のものを使う

花粉の時期の必需品ティッシュペーパー
実はこれも肌荒れの原因になります。
ティッシュが白いのは漂白剤を使っているからです。
その漂白剤などの薬品に反応してしまい、肌荒れや毛穴の開きにつながります。
参考過去記事:肌に優しい無漂白のティッシュペーパー
しかし、お肌に優しいティッシュを使ってもこすりすぎては意味がありません。鼻をかむ時は、そっと優しくふき取ることを心がけて下さい。
以上、肌荒れを予防するための花粉症対策でした。
新生活やお花見など、素敵なイベントが盛りだくさんの春
肌荒れを気にすることなく楽しめるように、気を付けていきましょう!

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