間違った美容法に流されない【肌断食の本当の意味】

本当に正しい美容法とは
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世の中には、ありとあらゆる美容法があふれています。
テレビやネットでは、常に色々な美容法が紹介され、次々に雑誌や書籍が発売されていく中で、本当に正しい美容方ができている人はどれくらいいるのでしょうか。
今はインターネットで誰でも発信できる時代でもありますから、広告や化粧品のセールストークのために流される情報もあれば、間違った情報でも簡単に広がってしまうのです。
さらに、皮膚科の専門医ですら言うことがバラバラで、進める美容法が違うのだから一体何を信じればいいのかわからなくなってしまいますよね。
そうして、本当に正しい方法が分からなくなって、間違った方法で肌を傷め傷つけてしまう方がいることを本当に悲しく思います。
色々情報を詰め込みすぎて、どれを信じればいいのか分からなくなっていませんか?
美肌を手に入れるためには、間違った情報に流されない、真実を見極める力が必要です。
私も肌断食を始めるまでは、情報に流され色々なことを試してきました。
化粧品のこの成分がいいと聞けば試し、クレンジングや洗顔方法、エステ機器など、いいと言われるものはほとんどやりました。
ところがまったく解決しないどころか、どんどん美肌から遠のいていく現実。
そんな絶望の中で見つけたのが肌断食だったのです。
肌断食を始めて、やっと自分の信じる道が見つかったような気がしました。
ただし、肌断食も1種の美容法だと思っています。
成功した方もいれば、もちろん否定派の方もいらっしゃるでしょう。
ネットでも肌断食は良くないというコメントをよく見かけます。
そこで、私なりに否定派の方の意見を考えてみました。
肌断食否定派の意見
■水分を入れて油分でフタをするのが常識だから
■乾燥肌の原因はセラミド不足からくるから、セラミドを補わなければいけない
■顔を洗わないと毛穴がつまりニキビの原因になるから
ざっとこんなところでしょうか。
肌断食をすると一時的に肌が悪化するようにみえるので、挫折する人も多く、私には合わなかったとあきらめてしまうのも原因かもしれません。
本当は、化粧品でごまかされていない本来の肌が出てきただけなんですけどね。
肌断食をする意味とは
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ここからは、肌断食をしている私個人の考え方を書きます。
こういう考えもあるのかという気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。
まず、肌というのは何かをつけて補えるような簡単なものではありません。
肌の保湿因子やバリア機能は複雑なバランスでできていて同じようなものをつけたからといって、肌が強くなるとは思えないのです。
さらに、化粧品にはそういった保湿の要素以外にもたくさんの成分が含まれています。
その防腐剤や界面活性剤などの成分が、肌の常在菌のバランスを崩し、角質を薄くしバリア機能を弱くするため、一見潤っているように感じるけど、それは化粧品をつけている間ごまかされているだけで、ずっと使い続ければいつかダメージが表に出てくる時がきます。
また、皮脂や汚れをしっかり洗わなければと、洗えば洗うほど肌の保湿因子は流出しバリア機能の乱れた乾燥肌になり、クリームや化粧水が手放せなくなるようになります。つまり、自分自身で作られた乾燥肌です。
私はこれを「負のスパイラル」と呼んでいます。
本当の意味での保湿とは、肌の保湿因子を流出させない事。
補う事よりも守る事です。
肌断食というと、ただ何もしないだけというイメージを与えがちですが、
あれこれやって肌に負担をかけるよりも、守るケアに重点を置いたのが本当の肌断食です。
最終的に肌断食に行きついた私には、とても合う美容法でした。
ただし、中には本当に肌断食が合わない方もいるかもしれません。
重度のアトピーや細菌性皮膚炎の方などは、医師の治療も必要でしょうし。
だから、今のままのスキンケアで不満がなくいい状態を保てているのなら、無理に肌断食をすすめるつもりはありません。
でも、今まで色々やってきたけどお肌の調子が良くない、どうにかして今の状況を変えたい方や、本当の意味での潤う肌に興味がある方は、試してみても良いのではないでしょうか。

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